依頼主の子育て中の夫婦の応対をするサニー達。アパートで暮らしてる一家は隣人の男から子供のことで嫌がらせを受けていてサニー達に相談に来ていたのだった。

「最初はうるさいと言われるだけだったのがだんだんひどくなってね。」
「警察には相談したのですか?」
「通報したら殺すって言われてできてないんだ。」

サニー達は夫婦の住むアパートに行った。

サニー達は大家に防音について触れると音は極力漏れないようになってるということだった。しかし建設が古く防音機能も劣化して音が漏れるようになっていた。今後嫌がらせがひどくなれば警察に通報するよう大家は勧めたが、男に脅されてることを知るとどうすべきかわからず一家はやむなく一旦部屋に戻ろうとした。

すると突然隣人の男に赤ちゃんが連れ去られてしまった。サニー達は夫婦とともに二人の車に乗って後を追った。犯人の後ろまで追いついたが、ミラー越しに気付いたのか威嚇発砲して逃走を続けた。その流れ弾がフロントガラスを直撃して運転できなくなってしまう。

しかしサニーは窓を開けるとすぐにマシンガンで狙撃して動きを封じたが、男は車から出ると火炎瓶を投げつけてきた。

勢い良く爆発すると男は隙をついて逃走を続けた。爆発で発生した炎は消防によって消化が進む中サニー達は犯人を追跡しようとするが爆発の衝撃で見失ってしまった。

車が破損して追跡手段を失い、完全に手詰まり状態になるがその直後に目の前のビルの屋上から何かが投げ飛ばされるのが見えた。それは人間の赤ちゃんで夫婦には自分の子とわかり一行は下でキャッチしようとビルの下に向かおうとした。

すると赤ちゃんに爆弾が括り付けられてるのが見えてそれでも危険を顧みず走るが、爆弾は空中で大爆発し、赤ちゃんは爆発とともに破裂したのだった。爆発した肉片を見た夫婦はその場から動けなくなるほど精神的に追い詰められてしまい、サニー達はどうすればいいのかわからなかった。

そんな中隣人の男がビルから出てきた。

「てめえら来てやがったのか。たかがガキ一人くたばったぐらいで情けねえな!」
男は罵倒しながら夫婦に蹴りかかった。すると怒りを爆発させた夫は男につかみかかった。

「貴様にはわからねえが俺らにとっては大切な存在なんだぞ!!この人でなしが!!!」
「人聞きの悪いこと言うんじゃねえよ!ガキつっても赤ん坊なんだろ?だったらまた産めばいいだけじゃねえか。てめえらも殺してあの世でな!」
煽る男に夫はひたすら殴り続けると至近距離で発砲を続けた。男はその場で死亡し、夫は殺人容疑で逮捕されてしまい事件は最悪の結末を迎えたのだった。

しかし経緯が経緯だけに夫は不起訴処分になり、男は殺人容疑で被疑者死亡のまま書類送検されたのだった。

終わり

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